すずごんのブログ

著者は「すずごん」。テーマは、本・岐阜・体験記が中心。

スマホ依存症を治すためにはどうすればいい??【レビュー】スマホ脳 / アンデシュ・ハンセン

 こんにちは、すずごんです。

今回は、『スマホ脳』という本を紹介します。

著者のアンデシュ・ハンセンさんは、スウェーデン精神科医です。

本の帯にある「スティーブ・ジョブズは我が子になぜiPadを触らせなかったのか」という一文の興味をひかれ読んでみました。

 

 

スマホ脳(新潮新書)

スマホ脳(新潮新書)

 

 

 

【ざっくりとした内容】

この本の内容がすこし難しく、(特に前半の医学的な部分)読み進めるのに時間がかかったり、内容をしっかり読み取れているか自信はありません。

しかし、すずごんなりに本当にざっくりまとめると次のようになりました。

 

①人類の歴史の中で、ほとんどの時間は狩をするような生活をしていた。

②しかし、ここ最近、人類の生活スタイルが一気に変わってしまい、人間の脳がその進化についていけていない

③そのため、特にスマホを使っていると、集中力が無くなったり、ストレスが溜まったり、睡眠に悪影響がでだりする。

④だから、スマホは使いすぎないようにしたり、使い方を考えたりしないといけない

 

デジタル時代のアドバイス

この本の最後には、スマホの望ましい使い方について、著者からのアドバイスが書かれていました。

とても具体的なアドバイスが書かれていたので、その中からいくつか紹介します。

自分のスマホ利用時間を知ろう

iPhoneだと「スクリーンタイム」という機能を使うと、簡単にみられます。

すずごんは、一日平均「8時間46分」

YouTubeを出勤中のBGMに使っているため、長時間なことは覚悟していましたが、まさかここまでとは。

目覚まし時計と腕時計を買おう

プッシュ通知を全てオフにしよう

 スマホをついつい見てしまうことを防ぐための策ですね。

すぐできることなので、早速設定しました。

スマホを寝室に持ち込まない

寝るまえ、起きてすぐ、たしかにスマホを使い過ぎてしまいますね。

でも、これを実行に移すのは、正直厳しい。。

どんな運動も脳にはいい

最近、読む本に必ずと言っていいほど書いてある「運動」。

毎日、30分以上のウォーキングをしているので、これはクリアということで。

 

【個人的なハイライト 〜デジタル健忘症〜】

この本の中で特に重要というわけではないんですが、かなり共感できる内容があったので、一つだけ紹介します。

グーグル効果とかデジタル健忘症と呼ばれるのは、別の場所に保存されているからと、脳が自分で覚えようとしない現象だ。脳は情報そのものよりも、その情報がどこにあるかを優先して記憶する。

デジタル健忘症」!まさにすずごんの症状です。

仕事で作った資料など内容は保存したらすぐ忘れてしまい思い出すことはできませんが、データの場所はすごく覚えています。

データを保存したことで、安心してしまうんだと思います。

だから周りの人に質問されたとき、即答できずPCでデータを開いて答えることが多くあります。

 

【まとめ &  行動にうつすこと】

スマホの危険性がこれでもかと伝わってくる本です。

ただ、それでも確実にスマホ依存症なすずごんは、著者のアドバイスを実践できる自信がありません。

通知オフ

スクリーンタイムを週に一回は確認する

休日の23時以降、朝7時まで、スマホを使えないように設定する

この3点から実践していこうと思います。